日本庭園 普済寺の池泉回遊式 庭園について
新潟 庭園街道に選出、新潟県村上市にある、普済寺の庭園は上杉謙信公の家臣である戦国武将・鮎川清長公の居城であった大葉沢城の山城であり、現在、新潟県指定の文化財でもある大葉沢山の一部に在し、その山肌を巧みに活かした池泉回遊式の日本庭園です。普済寺庭園では、四季を通じてさまざまな花々が咲き乱れ、キクサキイチゲ、ショウジョウバカマ、ミヤコワスレ(ミヤマヨメナ)、カタクリ、ミヤコワスレ(ミヤマヨメナ)の群生地でもあります。園内にはいくつかの滝があり、山肌からの綺麗な湧水が絶えず流れ込み、数十種類の山野草からホタルやサンショウウオなど多種多様の生物への恵のもとともなっています。(夜・坐禅をしながらホタルが見えます。)
また山野草には珍しい種類のものから高山帯にあるような花もみられたりと、山河・池を巡りながら、頂上の薬師堂からの眺望など、一周およそ15分程の程よい起伏もある立体的な庭園は、全国的にも珍しい形状をなしています。